地域を表す一般トップレベルドメイン(gTLD)ドメインについてまとめました。
例えば、.tokyoや.osakaといった地域名をそのまま使ったドメインです。
地域系gTLDドメインを利用することで、例えば「東京に関するWEBサイト」「大阪に関するWEBサイト」と言ったことが一目で分かります。
その為、WEBサイトのブランディングにもなり、おすすめのドメインです。
地域系gTLDドメインの取得を検討されている方は、ぜひチェックしてください。
地域系gTLDドメインについて
ですが、こちらの記事では分かりやすく「地域系gTLDドメイン」と表現しています。
で、地域系gTLDドメインとは、東京や大阪、横浜など地域を表すことができるドメインです。
.tokyo、.osaka、.yokohamaなど、現在7種類を取得することができます。
お名前.comやXServerドメイン
、ラッコドメインなどで取り扱っており、取得自体は難しくないです。
地域系gTLDドメインのメリット
地域系gTLDドメインを使用することで、以下のようなメリットを得られます。
- WEBサイトのブランディングを行える
- ドメインから地域密着の親しみやすさを与えられる
- 空いているドメイン名が多い
WEBサイトのブランディングを行える
例えば、.tokyoドメインを使用していると、ドメインから東京に関連するWEBサイトということをアピールできます。
その為、地域系gTLDドメインは、WEBサイトのブランディングに最適のドメインと言えます。
ドメインから地域密着の親しみやすさを与えられる
例えば、地域系gTLDドメインには、.yokohamaドメインや.osakaドメインがあります。
これらのドメインを使っているWEBサイトを見かけると、その地域に密着しているように感じます。
空いているドメイン名が多い
地域系gTLDドメインは、古くから存在する.comドメインや.netドメインと比べると、空いているドメイン名も多いです。
その為、欲しいドメインを取得しやすいのもメリットです。
地域系gTLDドメインのデメリット
地域系gTLDドメインのデメリットは、「その地域以外では使用しにくい」という点です。
例えば、名古屋でビジネスを行っている場合に「example.nagoya」というドメイン名を取得したとします。
ですが、他地域にビジネスを広げる場合、WEBサイトのドメインをどうするかという問題が発生します。
もちろん、名古屋発のビジネスサイトとして、そのままドメインを使い続けるという選択肢もあります。
が、一応、この点は地域系gTLDドメインのデメリットになります。
地域系gTLDドメインには取得・使用制限はある?
取得や使用制限に関しては、使用する地域系gTLDドメインによります。
誰でも取得できるドメインもあれば、その地域に住所が無いと取得できないドメインもあります。
制限に関しては、後程説明するので、そちらでチェックしてください。
→ 地域系gTLDドメインの制限についてチェックする
都道府県型JPドメインとの違いは?
都道府県型JPドメインとは、都道府県を表すJPドメインになります。
例えば、「xxx.hokkaido.jp」や「xxx.tokyo.jp」「xxx.kanagawa.jp」など47都道府県を全て網羅しています。
また、「xxx.北海道.jp」や「xxx.東京.jp」「xxx.神奈川.jp」のように日本語ドメインも用意されています。
それに対して、地域系gTLDドメインは、特定の地域、例えば「xxx.tokyo」「xxx.yokohama」「xxx.ryukyu」など、特定の地域を表しています。
地域系gTLDドメイン | 都道府県型JPドメイン | |
---|---|---|
詳細 | 地域名を表すgTLD | 都道府県を表すJPドメインで、47都道府県全て用意されている |
取得制限 | ドメインの種類による | 国内に住所があれば、個人・組織を問わず取得できる |
価格(年間) | ドメインの種類による 1,000~8,000円程度 | 3,000円程度 |
ドメインの価格に関しては、利用するドメイン取得サービスにもよります。
が、XServerドメインやお名前.comなどで取得すれば、上記価格で利用することができます。
地域系gTLDドメインの紹介
地域系gTLDドメインを表にしてまとめました。
基本的には、人気観光地や大きな都市を表すドメインのみで、現時点では7種類を利用することができます。
ドメイン | 価格 | 制限 | 取得 |
---|---|---|---|
.tokyo (東京) | 2,500~3,000円 | ■個人・組織を問わず誰でも取得可 ■使用に関する制限もなし | ■お名前.com![]() ■ラッコドメイン |
.yokohama (横浜) | 2,500~3,000円 | ■個人・組織を問わず誰でも取得可 ■使用に関する制限もなし | ■お名前.com![]() ■ラッコドメイン |
.nagoya (名古屋) | 2,500~3,000円 | ■個人・組織を問わず誰でも取得可 ■使用に関する制限もなし | ■お名前.com![]() ■ラッコドメイン |
.kyoto (京都) | 7,000~8,000円 | ■京都に住所がある個人・組織・団体などが取得可 | ■お名前.com![]() ■ムームードメイン ![]() |
.osaka (大阪) | 4,000~5,000円 | いずれかの条件を満たす組織などが取得可 ※個人でも取得可 ■大阪府、府内の政府機関・自治体 ■大阪府内の公立・私立の教育機関 ■大阪府内の組織、企業、ビジネス ■大阪府在住の方 ■上記以外で.osakaドメイン名を登録利用する正当な理由を持っている方 | ■XServerドメイン![]() ■スタードメイン ![]() |
.ryukyuv (琉球) | 1,000~1,500円 | ■個人・組織を問わず誰でも取得可 ■使用に関する制限もなし | ■お名前.com![]() ■ラッコドメイン |
.okinawa (沖縄) | 1,000~1,500円 | ■個人・組織を問わず誰でも取得可 ■使用に関する制限もなし | ■お名前.com![]() ■ラッコドメイン |
こういった使い方は絶対にしないでください。
.kyotoドメイン(京都)が最も高く、ついで.osakaドメイン(大阪)も高くなっていますね。
ただ、京都・大阪と言えば日本有数の観光地で、WEBサイトを使って情報発信を行う方も多いです。
その場合には、最適のドメインなので、取得を検討してみるのもおすすめです。
また、その他の地域系gTLDドメインに関しては、取得制限もなく個人・法人を問わず利用しやすいドメインです。
地域系gTLDドメインは、一目でその地域のWEBサイトであることが分かり、ブランディングにも最適です。
興味のある方は、一度取得を検討してみましょう。
地域系gTLDドメインが最適のWEBサイト
地域系gTLDドメインは、地域に密着したWEBサイトに最適です。
具体的には、以下のようなWEBサイトにおすすめです。
- 地域密着企業の会社サイト
- 地域に根差したお店の店舗サイト
- 地域情報を発信するメディアサイト
- 地域に関連する観光サイト、グルメサイト
- その地域の教育機関のWEBサイト
- その地域の地方公共団体や自治体のWEBサイト
最後に
今回は、地域名を表す一般トップレベルドメイン(gTLD)ドメインについてまとめました。
地域系gTLDドメインは、その地域に関連するWEBサイトであることをアピールできます。
また、空いているドメイン名も多く、取得しやすいです。
地域系gTLDドメインが用意されている地域の方は、積極的に活用していきましょう。
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